2017年3月26日日曜日

突然の同僚の死

 前回の投稿からあっという間に1ヶ月がたってしまいました。スウェーデンのインクルーシブ教育について、色々書こうと思っていたのですが、2回目の投稿を終えた直後に、副校長から電話があり、同僚の突然の死を知りました。コメントをくださったtu-taさん、今日まで返信ができず、申し訳ありませんでした。彼女は自殺でした。普通に1日仕事を一緒に終えて、また、来週も普通に仕事を一緒にすると思っていたのに、その「普通」が戻ってくることはなく、彼女は自らの命を経ちました。このことに私を含めた同僚たちは大変大きなショックを受けました。あれから1ヶ月が経ち、少し落ち着いて来たところです。

 スウェーデンでも自殺は、公表しない、隠す傾向があります。警察が公表する出動記録にも、自殺の場合はその旨は掲載されませんし、鉄道関係も自殺による遅延を公表しません。しかしながら、彼女は自殺であることを隠すのではなく、おそらく、同じように自殺による死を選ぶ人が一人でも少なくなることを願っていたと想像されます。自殺には多くの要因があると思います。日本の統計を見ると病気などにより将来を悲観してという場合が多いようですが、複数の要因が重なって決断がされる場合が多いようです。スウェーデンでも、交通事故による事故死よりも、自殺による死の方がはるかに多いと聞いています。彼女の死を悼み開かれた会で、同僚が話した言葉で印象に残っているのは、「自殺は、死にたいからするのではなく、生き続けることができなくなったからするのだ」と話した人がいるそうです。自殺が人に与える影響はとても大きく、その理由には、加害者と被害者が一緒であるということが理解を複雑にするとも。私もそうですが、彼女との日常から、このような結果がおこるということは、とても想像し難く、多くの疑問を残します。しかしながら、全ての疑問の答えを見いだすことが重要であるのではなく、彼女と過ごした日々の中で彼女が残した多くの思い出を大切にしていくことが重要であると感じています。


 学校は未だにごちゃごちゃしているし、愚痴や文句を言い出したら、キリがない毎日ですが、そんなことはとても小さな問題であると実感した彼女の死でした。彼女が私に残してくれた言葉から、私が学んだことを大切にして生きたいと思いました。来週は、日本週間です。今回の日本週間が最後の日本週間ということになったので、今までの思い出と一緒に良い1週間にしたいと思います。皆さんも良い1週間を!

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