2016年5月10日火曜日

意思を育てる教育を目指して

 天気の良い日が続いている、スウェーデン、すでに夏休みに入ったかと錯覚させた4連休も終わり、今日も忙しくしています。連休は、天気がよく、主人の休みも重なったので、庭仕事を頑張りました。うちの犬は、どうも花粉症にやられたらしく、大きな丸い目がうるうるしていて、ちょっとかわいそう。


 ブログを書こうと思いつつ、1ヶ月が経ちました。その間、何をしていたかといえば、学期末の書類作成や個人懇談の準備などに加えて、教師が交代したクラスがあり、手伝って欲しいとのことで、他のクラスの分もせっせと仕上げていました。定年退職で教師が2名辞めるので、来年度のクラス編成などが結構大変で、会議続き。。。泣ける。。。ネガティブオーラ全開の同僚がいると、避けて通ってしまう今日この頃です。。。他の仕事が多すぎて、自分の生徒に関わる時間が減っているのが最近の悩みです。



 そんな毎日の中でも大きな成長を見せてくれる生徒たち。今年度から受け持った生徒に、あまり自分から意思を見せるタイプではない、自己主張の弱いタイプの子がいます。生徒の親と懇談をし、意思を育てて、それを伝えられる子になってほしいという思いで、担任として努力をしてきました。今までは、その日の担当になった職員に従う、おとなしくって扱いやす 生徒というイメージだった彼ですが、少しずつ、自分の意思を伝えられるようになってきたのです。「発語、言葉」という形で伝えられるのではなく、「移動」という形で私たちに伝えてきます。これをいかに言葉の形に変えていくかが、これからの課題。こうして子どもたちの成長見ることができることに喜びを感じ、どうやっていこうかと考えるのは、とても楽しいです。


 目に見える成長を見せないと、アシスタントたちのモチベーションも下がるし、なかなかやってもらえないので、最初にいろいろと目的を話すのですが、なかなか難しく、こうして成果が上がってくると、口うるさくいったかいがあったと思ってしまいます。あきらめることなく、可能性を見極めて、行っていくことが重要であると今一度感じました。



 今年度も残り1ヶ月ほど。いろいろと行事が多いこの時期、元気に乗り越えたいと思います。